人気ラッパーのドレイクは、先月30日に行われたNFLのカンザスシティ・チーフスとシンシナティ・ベンガルズの試合で、約1億3千万円(100万ドル)を的中させました。
カナダ出身のドレイクは、1億7千万枚の売上を誇る世界で最も成功したアーティストの1人で、ラップ界を牽引する大物ラッパーです。
ラッパーであると同時に、俳優でもあり、起業家でもあるドレイクは、デビューアルバムから8作連続で全米1位を記録するなど、世界的に知名度のある大物ですが、そんなドレイクにも不得意なことはあるようです。
バスケットボールの大ファンと知られる彼は、 サッカーやボクシング、格闘技へのスポーツベッティングで大損していることで有名です。
先日中東カタールで開催され日本の躍進でも盛り上がったFIFAワールドカップにおいて、約1億3千万円を失ったことを報じられていますが、総合格闘技UFCでも3億円近い大金を失ったドレイク。また、F1スペインGPにおいて2300万円を失いました。
そんなドレイクに今回は幸運が訪れたようで、カンザスシティ・チーフスに100万ドルをベットし、200万ドルのリターンを得て大勝ちしたようです。
スポーツベッティングでとにかく負け続けたことで疫病神のように揶揄されていたドレイクですが、この大きな勝利で一気に流れを変えられるか。シンシナティ・ベンガルズを破ってNFL決勝の舞台「スーパーボウル(Super Bowl)」に進出したカンザスシティ・チーフスは、見事優勝することはできるのでしょうか。
注目のスーパーボウルは、2月12日の日曜日に、アリゾナ州グレンデールのステートファーム・スタジアムで開催されます。アメリカンフットボールの試合だけでなく、ドレイクがベットするのか、その結果についても全米が注目しています。