ゲーム大手のコナミグループのゲーミング&システム事業は前年同期比49.2%増、事業利益が54.8%増を記録し、大きな成長を遂げました。
コナミグループは、2月2日、2023年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表しました。売上高が5.5%増の2,269億円であったものの、営業利益は37.8%減となりました。
ゲーミング&システム事業は前年同期比49.2%増の売上高279億円、事業利益が54.8%増を記録し、大きな成長を遂げました。
主力事業のデジタルエンタテインメント事業が前年同期比1.6%増、アミューズメント事業が23.0%減と、主力2事業の売上高が微増あるいは大幅減となった中、スポーツ事業が9.9%増と大きな成長を見せました。
いずれも事業利益は前年同期比で大幅に減少しており、アミューズメント事業は54.1%減を記録しました。
注目のゲーミング&システム事業は、前年同期比49.2%増の売上高279億円を記録。事業利益も54.8%増となり、コナミの主事業の中で唯一売上高・事業利益共にプラスとなっています。
コナミのゲーミング&システム事業は、北米及びオーストラリアのカジノ市場が新型コロナウイルス感染症拡大前の水準に戻り、主力プロダクト「DIMENSION」の販売が好調に推移。また、カジノマネジメントシステムの業績も堅調に成長し、カジノ施設への「SYNKROS」の導入が進みました。
コナミを率いるゲーミング部門の急成長は、今後も注目です。