レオベガスやロイヤルパンダなどの複数のオンラインカジノサイトを運営しているレオベガス・グループが日本市場からの撤退を発表。
レオベガスとロイヤルパンダは、今年9月1日をもって日本とインドから撤退しました。ロイヤルパンダ公式サイトで以下のようなコメントが発表されています。
「ロイヤルパンダはお住まいの地域ではご利用いただけなくなりました。Royal Panda limited は日本のお客さまへのサービスを終了いたしました。アカウントと資金が新運営会社に移行されたという通知を受け取られた場合は、https://www.casinoleo.com/ よりアクセスすることができます。」
レオベガスの広報担当者によると、日本とインドからは撤退することになるものの、よりカジノに寛容的な国々でのサービス展開を推し進める計画とのことです。他の地域向けのサービスは、今まで通りのブランド名でサービスを継続するとのことです。
日本向けのサービスを終了したレオベガスブランドですが、それほど影響は大きくはなさそうです。ユーザーのアカウント情報や資金は新しい運営会社に引き継がれ、「カジノレオ(casinoleo.com)」というサービスとして生まれ変わっています。これまでレオベガスやロイヤルパンダで提供されていたサービス内容は基本的に引き継がれ、サービス向上を進めていく計画です。運営会社は変わりましたが、今日現在、カジノレオのサイトはレオベガスとほとんど変化がなく、ユーザーへの影響はほとんどないことが予想されます。
レオベガスは、世界的な統合型リゾート運営会社であるMGMリゾーツ・インターナショナル(本社:ラスベガス)に買収される予定で、今月に入って株主からの承認も降りている状況です。今月中の正式発表が見込まれています。
レオベガスを買収する計画のMGMリゾーツ・インターナショナルですが、オリックスとの企業連合で大阪夢洲での統合型リゾートの開業も目指しています。今回のレオベガスの日本撤退は、2022年中に決定する日本初のIR開業の認可とも関連がある可能性もあります。